アイコン 学校法人「南陵学園」/民事再生申請 菊川南陵高校・国際開洋第二高校

井脇ノブ子静岡県菊川市と和歌山県日高川町で高校を経営する学校法人「南陵学園」(静岡県菊川市河東5442-5、理事長:菊地伸幸)は22日、静岡地方裁判所に民事再生手続き開始を申し立てた。負債額は約12億7千万円。
運営する二つの高校は、これまで通り生徒募集などを続け、スポンサー企業1社の支援のもとで経営再建を目指すという。
 学園は、前自民党衆院議員の井脇ノブ子氏(下記写真)が1985年に「国際海洋学園」の名で創立したが、94年をピークに生徒数が減り続け、経営難に陥っていた。

現在の生徒数は、菊川南陵高校が75人(静岡県菊川市河東5442-5)、及び、日高川町の国際開洋第二高校が45人(和歌山県日高郡日高川町和佐2223-5)。

不明朗な会計の発覚などもあり、井脇氏が昨年3月に理事長を退いたのを機に体制を一新し、今年3月、現在の法人名に変更していた。

菊地理事長は「全寮制の24時間教育という当初の方針が時代に合わなくなったが、教育内容の見直しで生徒はまた集まってくれると思う」と話した。
 
26~27日に生徒らへの説明会を開く。

 使途不明金は、選挙の裏資金などに使用されたのであろう。井脇女史の退陣は、使途不明金をうやむやにするため計画的に行われたのかもしれない。

[ 2011年12月22日 ]
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