アイコン 工作機械受注、昨年は35.5%増=3年ぶり1兆円超  外需が68%

日本工作機械工業会は17日、2011年の工作機械受注額(確報)が前年比35.5%増の1兆3261億円と2年連続で増加し、3年ぶりに1兆円を超えたと発表した。
外需が伸び、欧米からの受注が好調だった上、中国など新興国の需要も拡大した。

外需はリーマン・ショック前の07年の水準を超え、34.8%増の9,045億円と過去最高。
国別では、トップが中国の3,278億円で、米国(1,942億円)、洪水の復旧需要が生じたタイ(558億円)が続いた。
受注累計の内外需比率は、内需が31.79%、外需が68.21%で、2/3以上が外需によるものとなっている。
ただ、内需も2年連続で伸びているが、07年の6割弱の水準にとどまっており、大手工場の海外移転も大きな原因かと思われる。
12月の受注動向は、前年同月比17.4%増の1159億97百万円、内訳は内需が同12.2%増の353億70百万円、外需が同19.9%増の806億27百万円。

[ 2012年1月18日 ]
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