2011年11月の住宅着工件数 分譲マンション24.5%の大幅増 木造3階建堅調
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国交省が発表した11月の住宅着工件数は、前年同月比0.3%微減の72,635戸であった。なお、季節調整値では前月比9.1%増の84.5万戸。
1、持家(注文住宅)は3ヶ月連続して減少、前年同月比5.1%減の25,849戸、季節調整値では前月比1.8%増。
東北は、復興需要により、前年同月比27.5%の大幅増の2415戸となっているが、戸建中心の需要増となっている。
2、貸家(賃貸のマンション・アパート・貸家)は、3ヶ月連続して減少、8.5%減の24,446戸、季節調整値による前月比は3.6%増。
3、分譲マンションは、2ヶ月連続して増加、前年同月比24.5%の大幅増の11,105戸となっている。
要因としては、首都圏では14.7%増の6,630戸であったが、近畿圏が99.0%の大幅増の2,169戸であったことによる。
<増加する木造3階建て住宅>
国交省は、10月の木造3階建て戸建て等住宅の棟数は、前年同月比104.6%の大幅増の2,286棟であったと発表した。
このうち防火地域内の棟数は27棟、準防火地域内の棟数は1,676棟であり、前年度同月比108.3%となった。
10月の木造3階建て共同住宅は、棟数60棟、戸数481戸であり、前年度同月比はそれぞれ107.1%、96.4%となった。このうち防火地域内の棟数は2棟、準防火地域内の棟数が33棟であった。
10月の丸太組3階建構法建築物の棟数は、60棟であり、前年度同月比139.5%となっている。
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