同社は円高と欧州の財政不安に伴う経済不振により、１０月に発表した今期予想を更に悪化した予想を１月２６日発表した。
しかし、まだ想定レートをユーロで106.98円（ドルは77円）としており、まだ甘く、更に下押しする可能性がある。

日本の内需が脳なし政権の税金泥棒により底に停滞したままとなっており、外食産業や小売業など内需関連が苦戦している。欧州では不況に加え財政不安もあり、日本より惨状はひどく、同社の遊び道具も買えなくなっているのが実情であろう。対して、相対的に安いＸＢox(米国マイクロソフト)は欧州で売れていると聞くが・・・。

任天堂はタブレット型コントローラを付属させた据置きゲーム機「WiiU」を年末までに投入予定だが、大ヒットした「Wii」の再来なるか注目したい。

３DSは、後半ソフトを充実させたことから第３四半期までに1,143万台売れ、累計でも1,500万台を突破した（年度末までの予想は１６００万台）。顧客を甘く見て、ソフトを充実させぬまま、猪突猛進型で３DSを販売開始した問題が大き過ぎる。相手はソニーではなく、顧客であることを念じるべきだ。