下請け虐めの靴の「チヨダ」値引きと広告協賛で1億7000万円
「東京靴流通センター」「マックハウス」など全国に1100店舗以上を展開する靴小売業大手「チヨダ」(東京都杉並区成田東4-39-8、代表:舟橋政男、東証1部、平成23年2月期年商1,571億円)が、下請け業者に支払う代金を不当に減額するなどしたとして、公正取引委員会は13日、下請法違反で再発防止などを勧告した。
減額総額は、公取委が判明させた分だけでも下請け業者20社に対し、計約1億7,000万円に上り、チヨダは減額分などをすべて返還した。
公取委によると、チヨダは平成21年12月から23年1月まで、業者に支払う下請け代金から1%を値引いて約6,600万円を減額。また、自社店舗の売 上コンテストにおいて「コンテスト協賛金」、店舗改装・閉店時などに在庫商品を引き取らせたり、「広告協賛金」名目で一定額を負担するよう求めたりするな どしていた。
こうした事象はすべて旧態然のコンプライアンス以前の問題であり、上場企業の資質が問われる。
下請け虐めは止めましょう
[ 2012年1月14日 ]
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