川崎重工/20万5000重量トン型ばら積運搬船引き渡し
日本の造船業界は、既に韓国や中国に押されっぱなしであるが、品質面や高機能化は健在である。
川崎重工は、1月18日に中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)において、KAW 1658 SHIPPING S.A.(ケーエーダブリュ 1658 シッピング エス エー)向け205型ばら積運搬船「CAPE UNIVERSE(ケープ ユニバース)」(当社第1658番船/NACKS第100番船)を引き渡した。
(中国で造ったのであろうか。同社は目先利益のため新幹線を輸出したが、その後殆どパクられてしまい、日本の新幹線を模した中国新幹線が、中国独自に製造され運転されている。5年前・10年前の技術はどうでもよかろうが、最新技術は問題、日本を売ってしまうことにもなる。特に中国・韓国相手では雁字搦めに国際・各国で特許により抑える必要性あり)
<引 渡>
2012年1月18日
<主要目>
全長 300.00メートル
長さ(垂線間長) 295.00メートル
幅(型) 50.00メートル
深さ(型) 24.70メートル
満載喫水(型) 18.20メートル
総トン数 106,251トン
載貨重量トン数 207,856トン
貨物艙容積 224,873m3
主機関 CMMS-MES Diesel Works-MAN B&W 7S70MC-C7×1基
連続最大出力 19,000kW×82回転/分
航海速力 約15.0ノット
定員 28名
船級 日本海事協会(NK)
船籍 パナマ
<特 長>
1)船体強度の信頼性向上のための新規則(共通構造規則:CSR)を適用し、高い安全性を確保。
2)省燃費型ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発したコントラフィン付セミダクトおよび川崎フィン付ラダーバルブを採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減。
3)燃料油タンクを二重船殻構造化し、甲板機器を電動化することにより、万一の際の海洋汚染防止対策。
4)バラストタンクの腐食防止対策として定められた新塗装基準(PSPC)を適用し、塗装の高品質化を達成。

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