アイコン 安川電機(北九州市)/3月期第3四半期 回復基調

世界のロボットメーカー安川電機、円高がもっと緩やかであれば、利益率を改善させており、かなりの利益が生じたと思われるが、金融市場は否応なくグローバル化されているにもかかわらず、政治の世界は各国のローカル政治から脱せず、現状、ハゲタカ(格付機関+ファンド)のおもちゃにされている。
同社は、夏期までは、海外は、中国をはじめとしたアジアに牽引され、需要はおおむね堅調に推移した。一方、国内は、東日本大震災の影響による製品・部品の供給網寸断の復旧は急速に進んだが、被害が広域かつ甚大であり、弱含みで推移した。それ以降、主要セグメントであるモーションコントロールの受注が減速、また超円高の定着や、レアアース(希土類)の高騰などの課題も生じたために、それまでと比べ厳しい状況で推移した。
このような状況下、当社グループでは、受注確保や、海外生産拠点を徹底的に活用したコストダウン、受注高にあった経費の適正化等の施策を強力に実施したとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
212,518
7,684
7,719
4,321
12年3月期第3四半期
226,212
11,221
11,482
6,974
前年同期比
106.4%
146.0%
148.7%
161.4%
12年3月期予想
310,000
14,000
14,000
8,000
11年3月期実績
296,847
12,874
13,429
6,544
10年3月期実績
224,710
-6,977
-6,049
-5,699
09年3月期実績
350,249
20,806
20,024
6,892
今期予想/前期実績比
104.4%
108.7%
104.3%
122.2%
 
[ 2012年1月24日 ]
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