アイコン 「面白い恋人」第2幕  「白い恋人」が1億2千万円損害請求

北海道を代表する土産菓子「白い恋人」を製造・販売する石屋製菓(本社・札幌市西区)が、商標権を侵害されたとして、吉本興業(同・大阪市)などに菓子 「面白い恋人」の販売差し止めを求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、札幌地裁(浅井憲裁判長)であった。石屋製菓側は計1億2000万円の損害賠償を新 たに請求した。

パロディだっただろうがお調子者の吉本である。しかし、石屋製菓も類似表示で謝罪広告を出させればよいものを1億2千万円の損害賠償請求をするとは大人気ないではなかろうか。

ヤフーニュース2007.8.22

「白い恋人」の賞味期限改竄(かいざん)・偽装問題で、製造元の石屋製菓は8月22日、別の5商品でも返品された商品の賞味期限を改竄したり、あらかじめ設定した期限を偽装したりして出荷していたことが社内調査の結果で明らかにされました。

賞味期限を自由に「操作」していた実態が明らかとなり「食の安全・安心」を軽視する石屋製菓の姿勢があらためて浮き彫りとなりました。
改ざん・偽装していたのはミルフィーユ菓子の「美冬」やチョコレート、クッキー、パイ菓子などの5商品。
これら5商品の偽装方法は、「バレンタインデー」が終わって返品された商品を、今年(07年)4月に、賞味期限を約2ヶ月延長して包装をしなおして、再出荷していた。 「オレンジコンフィ」260個と「鳴子パイ」253個も包装しなおして再出荷。

「美冬」は06年5月に、ダンボール250箱分について、社内規定から45日後と決められた賞味期限を10日ほど延ばしていた。これらの偽装について、繁忙期の在庫調整のためだったと釈明した。
また、6月から7月にかけてアイスの一部分から大腸菌群、バームクーヘンの一部商品から黄色ブドウ球菌を自主検査で検出。店頭回収は始めたが、販売済み商品は公表せず、消費者からも回収しなかったという。
  以上、儲かるためにはコンプライアンスも何もないことを露呈させた石屋製菓であった。
石水社長は、この賞味期限改竄事件が発覚するまで、成功者として講演会などに引っ張り凧で内部管理体制も取れていなかったのではなかろうか。

裁判資料は裁判所に行けば誰でも閲覧できるが、損害額の算出根拠が興味深い。

 

面白い恋人 VS 白い恋人

[ 2012年1月26日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索