アイコン 下請け虐めは止めよう はるやま商事が下請法違反/公取委  2億4千万円

公正取引委員会は1月25日、はるやま商事に対して下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反による勧告を行ったと発表した。
はるやま商事は、自社ブランドの衣料品などを製造委託していたが、自社の発注業務に係る費用確保のため、153人から総額約5,948万円を下請代金から減額していた。

販売期間の終了、または売行きが悪いことにより在庫となった商品であることを理由として、また、受領後6ヶ月を経過して、63人に対して、総額約10億3332万円相当の物を下請事業者に返品した。
その後、はるやま商事は、下請事業者に返品した物の一部、約8億4763万円相当を再び引き取っている。
そのため、公取委では、減額した総額を下請事業者に支払うこと、返品後引き取っていない物を再び引き取ること、今後、減額や返品を行わない旨を取締役会の決議で確認すること、下請法の遵守体制を整備することなどを勧告した。

はるやま商事は、法律を知らないのであろうか、それ以前に下請けを好き放題に虐めているようだ。同社は列記として上場企業であり、経営者は社会からも株主からも責任を問われることになる。
 内容からして、下請先は一時10億3千万円分あまりの商品を返品在庫として抱え込んでいたことになる。大き過ぎたからか、心配してか、通告されるのが怖かったのか内8億5千万円分を引き取っている。それでも2億4千万円あまりを商品引取りや歩引きしている。
今時、下請先も薄利で対応しており、資金繰りも楽ではない。下請けもはるやま商事から虐められ放しでは潰れてしまう。
下請先のどっかがタレこんだのであろうが、当然のことである。

5948万円+1億8569万円=2億4517万円

[ 2012年1月26日 ]
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