アイコン グリー×モバゲー戦争 「釣りゲータウン2」1審完全敗訴 モバゲー即控訴   

釣りスタ 釣りゲータウン

グリーとDeNAは仲良く業界の健全的な発展のために足並みを揃えるどころか、血みどろの戦いを演じている。
 グリーは、ディー・エヌ・エー及びORSOを被告とする著作権侵害差止等請求訴訟を提起していたが、本日(2月23日)、東京地方裁判所より、ディー・ エヌ・エーらに対して、当社への損害賠償として2億3,460万円の支払い及び「釣りゲータウン2」の配信行為等の差止を命じる判決が下されたと発表し た。


1.訴訟の経緯
当社は、ディー・エヌ・エーらが共同で製作し配信している携帯電話機用ゲーム「釣りゲータウン2」が、当社が開発し配信する携帯電話機用ゲーム「釣り★スタ」に関して当社が有する著作権等を侵害していると考えられたことから、2009年9月25日付けで相手方に対し、本訴訟を提起いたしました。
2、本訴訟の概要
(1)本訴訟の相手方
(株)ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区代々木4丁目30番3号、代表:守安功)
(株)ORSO(東京都千代田岩本町2丁目4番1号、代表:坂元義親)
(2)主な請求内容
ア、著作権法に基づく「釣りゲータウン2 」の配信行為等の差止請求等。
イ、著作権法に基づく約9億4,000万円の損害賠償請求。

3.判決の概要
以下の内容が相手方に命じられました。
(1) 著作権法及び不正競争防止法に基づく損害賠償として、金2億3,460万円及び法定利率による遅延損害金の支払い
(2)「釣りゲータウン2」の配信差止

<ご参考>
ソーシャルゲーム「釣り★スタ」について
グリーが自社開発して2007年5月に提供開始した、初のモバイルソーシャルゲームです。釣り竿やエサやシカケなどを使いこなし、他のユーザーと協力して様々な種類の魚を釣ることのできる本格的な釣りゲームで、ツアーなどのイベントも多く開催され、現在多くのユーザーが登録しており人気を博しています。
以上

<DeNA>
一方、DeNAも23日次のように配信した。
Mobageで配信中のゲーム「釣りゲータウン2」が、グリーのゲーム「釣り★スタ」に関する著作権等を侵害しているとしてグリーから当社および(株)ORSOに対し提起されていた訴訟に関して、本日、東京地方裁判所において判決がなされた。
ゲーム中に表示される膨大な画面のごく一部について、当社らの主張が認められなかったので、主張をすべて認めてもらいたく、直ちに控訴いたしたと発表した。


 当裁判の判決に関わる両社の発表の仕方も、内容も異なり面白い。
レアカード取得ゲームでボロ儲けしている両社であるが、それを釣り上げる目的に最大利用されているのが、両社ゲームサイトの窓口ゲームである「釣りゲーム」。
危きに近寄らず。

  
 

[ 2012年2月24日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
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