アイコン 福岡大流通戦争 天神西通り「H&M」と{フォーエバー21}がもうすぐオープンへ 

博多シティに対する天神巻き返しの起爆剤となるか  流通通戦争新次元へ

昨年の福岡流通戦争は、昨春全線開通した九州新幹線効果を受けた、新博多駅ビルに開設された大型商業施設「博多シティ」(阪急・東急ハンズ・マミュ等)の1人勝ちの様相となった。福岡の買い物客の流れを完全に変えたともいわれている。
それに対して、天神地区も3百貨店(岩田屋+三越+大丸)が年末年始、始めて共同作戦に乗り出すなど大きな動きがあった。博多駅と天神のハザマに位置する 年間1200万人を集客するキャナルシティは、埋没忌避・生き残りを掛けて昨秋第2キャナルを完成させ、ファストファッションブランドが集積、巻き返しを はかっている。

天神地区は、昨夏にはバーニーズなどの開店はあったものの、博多シティに押され放しであった印象は免れない。一昨年春にオープンした「パルコ」、若者ファッションの殿堂「西鉄コア」、雑貨の「ロフト」が北から南へ配置し、共に集客力を発揮し続けてきたが。この間、天神西通りは、路線価が高騰、路面も空き地も多くなっていた。そうしたことから若者の店舗が今泉方面へ移動、西通りは地盤沈下。しかし、西通りにも新しい商業施設ビルも建ち始めアバクロなどが入居。今回、大物の2店舗が進出すれば、天神復興の起爆剤となり、人の流れが再度大きく変わる可能性もある。それほど、両店舗のオープンは商業施設の一大集積地である天神地区の店舗にとって期待されている。

蛇足:パルコの筆頭株主に大丸のj.フロントがなった。パルコが福岡出店当時、大丸とコラボ商戦を何回か張ったが、今後、共通カード・イベントなど緊密な関係での共同作戦が展開されることになろう。落ち目の大丸にとっては救い。

 

<天神西通り「H&M」と「FOREVER21」>

スウェーデンのファストファッションブランド「H&M」とロサンゼルスの「FOREVER21(フォーエバー21)」がもうすぐオープンする。場所は天神の西通り沿いに建設中の「大名1丁目プロジェクト(仮))ビル。
「H&M」は同ビルの地下1階~地上4階、店舗面積は約2,500平方メートル。レディス、メンズ、アクセサリーなどで商品を構成。
「FOREVER21(フォーエバー21)」は地下1階~地上3階の4フロアで展開する。店舗面積は約3,400平方メートル。

 「H&M」は昨秋、常設として九州に初出店したキャナルシティ博多イーストビルに続く2店舗目、「フォーエバー21」は首都圏以外の出店は初となる。

西通りには、すでにZARA、アバクロ、ユナイテッドアローズ等が出店しており、今回、フォーエバー21とH&Mがオープンすれば、天神西通りは九州のファストファションシーンのBRAND STREETになる。

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天神西通り

[ 2012年2月27日 ]
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