今度は手榴弾 (株)小林建設(久留米市)に投げ込まれる
7日午前7時半頃、福岡県久留米市の建築会社「(株)小林建設」(久留米市山川町1661-1)の従業員から、「1階トイレの窓ガラスが割られている」と110番通報があり、久留米署員が調べたところ、トイレ内に手榴弾のようなものが1個投げ込まれているのが見つかった。爆発しておらず、けが人はいなかった。
同社の小林社長は、暴力団排除を進める「久留米地区土木・建築業暴力団等排除連絡協議会」の幹事を務めており、久留米署員は、暴力団による犯行とみて、爆発物取締罰則違反容疑で捜査している。
福岡県は2月1日、全国一厳しい改正県暴力団排除条例が施行され、官庁工事・民間工事を問わず、暴力団から不当な要求を受けた場合、当該企業は警察に通報義務を課している。
昨年11月26日には、北九州市小倉北区で、福岡県建設専門工事業団体連合会の副会長を務め、暴力団追放にも尽力していた型枠会社の会長が、何者かに拳銃で撃たれ死亡するという悲惨な事件も発生している。
本年1月17日には、福岡県中間市長津で、土木会社の(株)黒瀬建設の社長が、同社中間支店の前の路上で、何者かに拳銃で腹や腕を計3発撃たれ病院に運ばれる事件も発生している。
福岡県では、暴力団同士の抗争事件や民間企業の役員や社員・事務所を狙った発砲事件や手榴弾投げ込み事件が多発している。
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