ゴキブリ「ＧＫＢ４７」騒動　岡田副総理撤回表明

ポスター回収２５万枚誰の責任で誰が負担する

ＧＫＢ47 ７日、岡田副総理は記者会見で、ＡＫＢ４８をもじった自殺対策強化月間の標語「あなたもＧＫＢ４７宣言！」が、不謹慎と指摘されたのを受け、撤回することを明らかにした。
既に印刷したポスター２５万枚（印刷代金：３００万円、職員の膨大な作業時間は別途）は回収する。
　担当の内閣府は、標語は自殺を思いとどまらせる医師らを指す「ゲート・キーパー」の頭文字や、取り組みを全国に広げる意味合いから都道府県数の４７を基に考案。内閣府自殺対策推進室が３月の強化月間に使用する予定だった。

　しかし、「苦しんでいる人たちがこれを見てどう思うのか」との批判が殺到、「ＧＫＢ」がネット上でも「ゴキブリ」と解釈され炎上、「政府がやりたいのは自殺対策の推進ではなく、自殺の推進」といった中傷まで広がっていた。また、６日には７２の民間団体が、「人の生死と向き合うフレーズとして不適切」として撤回を求める抗議声明を発表していた。岡田克也副総理の記者会見に先立ち、６日の参院予算委員会で、野田佳彦首相が「私も違和感を抱いた」と答弁し、見直しを検討する考えを示していた。

　「ＧＫＢ４７」の名称は、民主党政権を象徴する短絡的な蓮舫議員が主導、ＴＶ局の取材では「あなたもＧＫＢ４７宣言！」のＰＲをＡＫＢに依頼したいと話していたことが報じられていた。
蓮舫議員は、ファッション誌の依頼で高級服を身をまとい聖なる国会議事堂内で撮影して掲載させたり、コンピュータの「京」開発に当っては仕分け劇場で、「何故、ＮＯ２ではいけないんですか」と聞く側の資質を問わける質問を投げかけたことで知られる単なるＴＶタレント出身の議員。
　何故、選挙区で人気があるのか不思議でならない。

[ 2012年2月 8日 ]