アイコン 長与小学校の建設について!

投稿者=喜道庵

長与小学校長与町より発注された長与小学校校舎建設工事を受注業者である堀内組ー日東建設JVが請負金額1.508,000,000円で施工中あり、完成は平成24年12月31日であります。
この基本設計、実施設計、監理業務委託の3業務委託を松林建築設計事務所が継続して受注していますが、最近の健全な設計、監理業務委託のあり方すると好ましいとは言えません。
松林建築設計は監理業務委託の受注に際しては、長与町の予定価格31.771,000円に対して7.785,000円(落札率24.5%)の不当な低価格で落札しています。通常であれば不適格(履行不可能)な入札として失格となるべきところであります。

長与町は安ければ良いと言う発想では、重要な監理業務に汚点を残す可能性も心配されています。学校施設は将来の日本を支えてくれる子供たちの教育のステージであることは言うまでもありません。
安全で素晴らしい小学校校舎の完成を心まちに期待しています。工事現場は仮囲いが設置され、所々の小さな空間から覗いて見たり、関係者から聞き取りしましたが、杜撰な施工方法に驚きと憤りを感じました。
(1)組み立てられた鉄筋に赤錆びが付着しているこ   と。

(2)縦筋の下部が基礎部に滞留した残留水に浸かつ   ていること。

まだ型枠は入っていませんでしたが、残留泥水中にコンクリートは打設しないでしょう。

鉄筋コンクリートのコンクリートは所要の強度、耐久性、水密性、などをもち、品質のばらつきの少ないものでなければなりません。
鉄筋はコンクリートと同一体となって外力に抵抗する性質でなければなりません。
そのためには(イ)コンクリートの中に埋め込んで腐食しないこと。

長与小学校のサムネイル画像(ロ)コンクリートとしっかり付着し合い、コンクリートの中で移動しないこと。
これが最低の条件であり、良好な施工ができたときに役目を果たすものであります。
このことから、施工途中とは言え、誠実な施工管理とは言えません。厳格な施工と検査が求められます。
堀内組は諫早市発注の新諫早体育館新築工事の請負業者です。諫早市が指示した特記仕様書に反して、鉄筋コンクリート工事の施工に際し、時間の経過によってコンクリートが劣化や強度低下を起こし崩壊の恐れがある生コンクリートを購入して施工、不適合構造物を築造しました。その間、約3、5ヶ月工事が中断して補強工事を行うことになりました。
その実施設計を行ったのが松林建築設計事務所です。所謂、馴れ合いの関係でありますが、新諫早市体育館新築工事のような大きなトラブルが起きないように、健全な施工と健全な工事監理を期待いたします。
また、発注者であります長与町あるいは長与町議会議長などは勿論のこと、長崎県知事あるいは長崎県議会文教委員長にも、ご指導のほどよろしくお願いします。

[ 2012年2月20日 ]
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