アイコン グリーがやっと対策発表 探検ドリランドのレアカード大量発行ハグ問題

以下原文


グリー運営サービス一部機能の一時停止に関するお知らせ

2012/02/20
グリー株式会社

当社が運営する一部のソーシャルゲームにおきまして、通常の想定数を超えたゲーム内アイテム(カード)の取得並びに交換(トレード)行為が確認され ました。この結果、当社が運営しているサービスの一部に影響が出ております。ご利用いただいているユーザーの皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけしまし たことを深くお詫び申し上げます。(20日夜遅くUPされた)

1.現時点での当社の対応
2月19日午前11:30に「探検ドリランド」ゲーム内におけるトレード機能を停止し(その他の機能については従来どおり利用可能です)、全てのユーザーの皆様にトレード機能の停止を告知しました。

2.今後の対応
当社では現在、原因の究明を行っており、本件に関しまして詳細が判明次第、改めてご案内をさせていただきますので今しばらくお待ち下さいますようお 願い申し上げます。なお、ゲームの公平性を保つため、禁止行為が確認されたユーザーに対しましては、サービス内にて告知した上でアカウント停止を含めた対 応をさせていただく可能性があります。

3. 影響
本発表が業績に与える影響につきましては現在精査中ですが、影響は軽微であると認識しています。今後業績に影響を与えることが判明した場合には、速やかに公表します。

以上

グリーが提供するカードバトル型のソーシャルゲーム『探検ドリランド』において、ユーザーの持つカードを不正に複製できるバグとその方法が掲示板などで暴露され騒動に。
カードゲームにおいては、希少なレアカードの価値とそのバランスがゲームの根幹であり、レアカードの存在がガチャなどで課金しようとするモチベーションにもなっている。
そのモチベーションの裏側は、ゲーマーに大金を使い果たさせることにある。それがグリーなどの莫大な収益の源泉になっている。

この複製技が公開されたあと、オークションで一枚10万円以上するレアカードの出品が急増しているという。
真意の程は定かではないが、この方法を以前から知っていた人は、8月頃からこの方法で荒稼ぎしており、月収で3000万円近くの収入を挙げていた者も居るという。一枚12万円のカードが即決している状況を考えれば、あながち嘘だと決め付けることも出来ない。
 そもそもGreeに限らず、実際の現金による交換、いわゆる RMT(Real Money Trading) は禁止されている。
禁止されているRMTではあるが、高額な単価のつくレアカードを手に入れるのは並大抵の努力では叶わず、そのため「時間をお金で買う」という視点で、購入に踏み切る人が後を絶たない。
ヤフーオークション等ではレアカード一枚が40万円で売買されているケースも目立つ。

<開発側が裏技を仕込み、荒稼ぎすることも可能>
 ソフトウェアの世界では、昔から、本来の機能に関係無い、隠しメッセージ等を仕込んでおくようなことは昔から良くある。大半が他愛も無いもので問題視されることもなく、イースターエッグと呼ばれ、それらを発見することも、また楽しみの一つになっている。
 もし、カード複製をイースターエッグで可能となる機能を開発者がこっそりとひそませていたら、簡単にオークションで荒稼ぎすることが可能になる。

<犯罪組織の資金稼ぎの温床になる危険性>
 更に、特定の開発者が犯罪組織からの誘惑に負け、意図的にそういったイースターエッグを仕込み、犯罪組織にその手法を提供する可能性が将来発生することは否定出来ない。
 今回のような、簡単に複製することが可能で、短期間で稼ぐことが可能で、利益率が高いともなれば、暴力団等の犯罪組織が資金稼ぎの温床とする可能性は否定出来ない

以上掲載記事などより。
ヤフーなどのオークションに対して、規制がかかれば、グリーもモバゲーも沈没の可能性すらある。

過去記事
双葉杏モゲマス「双葉杏」を求めて  小中高生がやったら親は大変だ    
「モゲマス」にニートショック到来! 「双葉杏」を求めて大金をぶっ込むプロデューサーが続出と題して「ねとらぼ」に次のように記載されている。
何に価値を感じるかは人それぞれですが……
DeNAのMobage(モバゲー)で提供されている「アイドルマスター シンデレラガールズ(ファンの通称は『モゲマス』らしい)」で、初のコンプガチャイベント「人は人、私は私」がスタートし、さっそく大金をぶっ込むプロデューサーさんたちが続出しています。2ちゃんねるの本スレを見ると、今回のイベントを「ニートショック」と表現する声も。
  イベント内容は、期間中、有料ガチャを引くと出現するアイドル6人をすべてそろえると、限定Sレアカード「双葉杏」が手に入るというもの。
この手の「コンプガチャ」イベントはGREEの「探検ドリランド」など他のソーシャルゲームでは定番ですが、「モゲマス」での実施は今回が2回目。ちなみに「ニートショック」という名前は、杏の「働くのが大嫌いなニートアイドル」という設定(どんなアイドルだ)に由来しています。

ところで、この「双葉杏」、一体いくらくらいで出るものなのか? 
実際に買って……というのはさすがにキツいので、ユーザーが作成した「モゲマス」課金シミュレータ「今すぐモゲマスPすべてにSレアを授けてみせろッ!」を使って試してみました。

 ガチャは1回300モバコイン(=300円)なので、奇跡的に1回もダブらなかったと仮定しても、入手には最低1,800円かかる計算。もちろんそんなにうまくいくわけがないので、今回はシミュレータの設定を「10回ずつ引く(3,000円)」にし、「双葉杏」入手までにいくらかかったかを計りました。で、その結果がこちら!

【「双葉杏」入手までにかかった金額】
1回目:1万2,000円
2回目:4万8,000円
3回目:3万3,000円
4回目:1万2,000円
5回目:2万1,000円
6回目:2万1,000円
7回目:1万2,000円
8回目:1万5,000円
9回目:1万2,000円
10回目:2万4,000円


ひとまず10回目まで試してみたところ、「双葉杏」入手(=イベント対象カード6枚をそろえる)までにかかった金額は、最低で1万2,000円~最高で4万8,000円という結果になりました。1枚あたりの平均入手金額は2万1,000円。ネットでは「5万円かけたけど出ない」「10万円越えた」といった書き込みもちらほらとあったので、2万1,000円と聞いて一瞬「あれ、意外に出る?」と思ってしまいましたが、いやいやいや……。
もちろん、これはあくまでシミュレーションであって、実際の出現確率とは異なる可能性もあります。
原文:  http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1202/02/news013.html

握手券や投票券を買わせるCDに名を借りてCDを買わせるAKB商法のゲーム版であろうが、こうしたイベント収益の殆どはグリーやDeNAへ入り、ソフト開発会社へはあまり入らない。そのためグリーやDeNAへ大きな収益が転がり込み莫大な((グリー今期500億円の純益予想)利益を稼ぎ出している。
AKBのCDを購入するには、現金かクレジットカードが必要であるが、SNSゲームの場合は課金システム(1回300円)が取られており、月々の携帯支払に上乗せられる。請求を見てびっくりしてしまうのは、小・中・高生の場合、親なのであろうか。

パチンコや博打と同じ射幸心を異常に刺激するものであり、何れ規制がかかろう。業界をリードしなければならない立場のSNSゲームサイトの両社が、法廷闘争を繰り広げ喧嘩している有様では自主規制など程遠い。
国民からの声(国民生活センター)に、重い腰を文科省も上げざるを得なくなってきている。

[ 2012年2月21日 ]
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