「鬼トレ」 任天堂が中高年に人気の「脳トレ」の続編を発表/円安の後押しもあり続伸
23日の前場、任天堂 <7974> (大1)が1万2050円まで上げて続伸となり、2月20日につけた戻り高値に顔合わせする場面があった。
円相場が対ユーロで106円台の円安基調になっていることも材料視されているが、先日の社長自らのプレゼンも理由にありそうだ。
そのプレゼンとは、
任天堂の岩田社長みずからユーザへ向け、任天堂や任天堂ハード向けの他社の新作ゲームを紹介するという大変任天堂らしい配信動画「ニンテンドーダイレクト」のこと。
その「ニンテンドーダイレクト」内で、先日の22日において、旧機種DSが大ヒットのきっかけとなった「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(脳トレ)の新作を発表。
岩田社長によれば、今回の新作は仮称ではあるが「鬼トレ」と呼ばれており、前回よりもより厳しい脳へのトレーニングを盛り込んだゲームにするべく鋭意製作中とのこと。
今回のテーマは、「集中力」と「ワーキングメモリ」を鍛えること。
ワーキングメモリとは、脳に入ってきた情報を一時的に保ちながら、それを操作したり利用したりする記憶の過程・領域。
この「集中力」と「ワーキングメモリ」を鍛えることが今回の目的で、“今まさに勉強している人におすすめしたい”と自信たっぷりに岩田社長は語っていた。
この「鬼トレ(仮称)」は、この夏までに携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに発売する予定。
集金システム化した乱発ソーシャル携帯ゲームの思想ではこういうゲームは中々だせない、さすが任天堂といったところか。
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