アイコン 黒崎播磨の社員さんがインサイダーで3千万円の利益   

新日鉄グループで耐火煉瓦の黒崎播磨(北九州市)の男性社員と知人が、未公表の内部情報を基にインサイダー取引をした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反容疑で強制調査していたことが25日分かった。

社員らは、証取委の調査に容疑を否認しているが、証取委は近く2人を福岡地検に刑事告発する方針。関係者によると、社員は黒崎播磨が業績修正するとの情報を事前に入手、知人が開設した証券口座を通じて自社株を売買した疑いが持たれている。

知人も社員から情報を聞き付けて、同社株を売買した疑いがあるという。社員は数年前からインサイダー取引を繰り返しし、3千数百万円を不正に得ていたとされている。

[ 2012年2月27日 ]
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