アイコン 福岡酒類販売(株)(福岡市)/自己破産申請準備

酒類卸の福岡酒類販売(株)(福岡市博多区板付6-11-9、代表:濱田洋行)は2月27日事業停止、事後処理を松坂徹也弁護士(電話092-771-1679)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約30億円。

同社は昭和6年5月創業の老舗の酒類卸屋さん。最盛期には200億円以上の売上高を計上していたが、酒類販売業者も規制緩和から多様化し、また不況から低 採算の発泡酒などが幅を効かせ、平成21年12月期の売上高は約145億円まで減少していた。そうしたところにお家騒動まで勃発して社長更迭、渡辺通4丁 目の本社を現住所に移転するなど経営も何もかもごちゃごちゃに。こうしたお家騒動に嫌気した顧客が離れ、更に売上高は落ちていた。

[ 2012年2月28日 ]
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