アイコン 東芝ライテック女性社員/9億円以上着服  貢いだか  シャネラーか   

東芝の100%子会社で照明器具製造の東芝ライテック(神奈川県横須賀市)で、東京国税局による税務調査をきっかけに、元女性社員による9億円超の横領が見つかっていたことが3月1日判明した。
  元社員は、技術職の課長で資材調達部門に所属。10年以上前から水増し発注を繰り返し、取引先から水増し分を還流させていた。(取引先にも利益供与していた疑いもある)

  国税局は、会社には横領被害の発生と同時に、元社員に対する損害賠償権が生まれると判断。実際に賠償されていなくても利益に当たるとして、課税時効にかからない2011年3月期までの7年間で約9億6千万円の申告漏れを指摘している。
当女性課長は着服が発覚したことから昨年6月首になっている。(今まで発覚しなかったのは、東芝の緘口令のすごさだろうが、何れ判ること)

10年も騙され続けてきた東芝ライテック、東芝は何やってんだろうか?

7年間で9億6千万円であり、それ以前からずぅっとやっていたということから空恐ろしい額となる。また、国税の調査で発覚するとはなんと情けないことか。
内部牽制制度が、形骸化して久しいことを物語っている。よほど、課長以上は当女性に対し鼻の下を伸ばしきっていたのであろう。

こうしたやり方の着服は、男性社員がよく使う手法だが、男性社員の場合、金額もここまで大きくないし、異動もあり10年以上もやれない。当女性は男顔負けであるが、それだからこそ課長職まで登りつめていたのであろう。

国税も大したもので、着服した金を所得認定して課税。マンションなど金目の物も持っていたはずであり、東芝ライテック側から当該女性に損害賠償請求訴訟を起こされたところで、税金が優先債権となり、東芝ライテック側は何も取れない。しかし、当女性が破産でもしない限り、裁判せざるをえなく、裁判費用として追い銭を払うことになる。

[ 2012年3月 2日 ]
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