アイコン 中国市場 為替安設定 いよいよおかしくなってきたか?

中国人民銀行は12日、人民元基準値を1ドル=6.3282元と安い水準に設定、前営業日比で0.0209元、0.33%安となった。これは過去2番目の大幅下落、中国が人民元の振れ幅を拡大する意向を示すとみられている。
中国が外為市場を創設した1994年以降、基準値が最も下落したのは2010年8月12日の0.0247元、0.36%。
人民元の対ドルでの1日の許容変動幅は、基準値の上下0.5%。

13億人が相手だけに内需の規模が大きすぎ、ダイナミックな経済運営しかできないだろうが、内需の代表格である不動産は、地方都市にあっては官僚主導で上げてきていたため、その反動が大きく、回復にはかなりの時間を要するものと思われる。

 輸出は市場が大きい欧州経済でも上向かなければ、このまま一進一退が続こう。ポジティブな要素は段々少なくなってきている。
 欧州経済は、EU加盟各国の財政危機から、金融機関の問題に変わってきており、信用収縮から貸付は減るばかりで、一巡するまでには時間がかかる。更にハゲタカの格付会社が好き放題にネガティブ評価すれば、更に回復には時間がかかることになる。
(日本もその影響を今後とも受ける。三光汽船の破綻は、世界の荷動き=経済が停滞している証である)

人民元
 
 

[ 2012年3月12日 ]
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