丹青社/1月決算発表 減収減益
同社は1月決算について、国内経済は、依然として先行き不透明な状況で推移。当ディスプレイ業界の事業環境は、個人消費が本格的な回復に至らない中、企業の設備投資や販促関連投は弱含みで推移しており、依然として予断を許さない状況が続いていると分析している。
事業分野毎については
1、<商業その他施設事業>
商業その他施設事業では、駅周辺の再開発に伴う大型物件、空港のリニューアルに伴う共用スペースや店舗などの新・改装工事、アミューズメント施設の新装工事等を手掛け、売上高、利益ともに堅調に推移した。
この結果、商業その他施設事業の売上高は291億63百万円(前年度比4.0%増)、営業利益は1億15百万円(前年度比 営業損失▲5億64百万円)となった。
2、<チェーンストア事業>
チェーンストア事業では、ファストファッションやファストフードの業態において、既存顧客の需要の一巡による受注の減少を新規顧客で補ったものの、利益を創出できる体制を整えるまでには至らず、売上高、利益ともに低調に推移した。
この結果、チェーンストア事業の売上高は126億円(前年度比▲16.7%減)、営業損失は▲3億38百万円(前年度営業利益 6億4百万円)となった。
3、<文化施設事業>
文化施設事業では、大型の企業資料館や科学館等を手掛けたことにより、売上高は堅調に推移したが、東日本大震災による計画の中止や延期等が影響し、利益は低調に推移した。
この結果、文化施設事業の売上高は80億58百万円(前連結会計年度比9.2%増)、営業利益は4億68百万円(前連結会計年度比▲17.0%減)となった。
4、<その他事業>
その他では、商業施設における運営・管理業務等の売上高は減少したものの、事業の効率化・スリム化を図った結果、利益は改善し、また、不動産賃貸管理業務等は売上高、利益ともに堅調に推移いたしました。
この結果、その他の売上高は22億27百万円(前連結会計年度比▲23.2%減)、営業利益は4億54百万円(前連結会計年度比14.1%増)となった。
今後の見通しとしては、デフレ不況や東日本大震災により、国民の消費行動がショボンでおり、厳しい環境は続くと思われる。しかし、首都圏には再開発のビッグプロジェクトが多くあり、また、復興景気に沸く仙台などの市場が、乃村工藝社との奪い合いになろうが、一定の受注を見込める。
東北での更なる復興特需も、いつもの事ながら、膨大な税金を投入する「大震災記念館」があちこちに建つことだろうことから、数年後に大きく期待できよう。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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2010年1月期実績
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61,154
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740
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697
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-1,327
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2009年1月期実績
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49,763
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-199
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-73
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-2,297
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2011年1月期実績
|
53,441
|
1,020
|
1,050
|
811
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2012年1月期実績
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52,049
|
721
|
807
|
573
|
前期比
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97.4%
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70.7%
|
76.9%
|
70.7%
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2013年1月期予想
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51,000
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1,110
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1,150
|
940
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13年期予想/12年期比
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98.0%
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154.0%
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142.5%
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164.0%
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2012年1月期実績
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総資産
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純資産
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自己資本
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自己資本率
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25,751
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9,885
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9,885
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38.4%
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[ 2012年3月19日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
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