長崎県庁舎・設計業務審査委員会の不思議!(3)
県民の意をくんだ基本構想計画 は、審査委員会によって翻され「県民等の意見」は完全に無視されたことになります。もし、この提案で長崎県が決定すれば、政治的独裁行政と言われても仕方 がありません。併せて、県議会も各分野17人の専門家等(アドバイザー)の助言や指導を基本構想等検討委員会(委員長副知事)に行って来ました。このこと から、長崎県議会も無視されたことになり
、このまま放置すれば、各議員は県民を裏切った事になります。助言や指導を行って来た17人の専門家等に、日建設計共同企業体のメンバーが、社団法人の組 織代表として参画しています。一般的に知り得ない人材や情報を入手できる立場にあることから、公平、公正な参加資格を規定した「当該業務に関係した業者」 に該当し、参加資格がなくなると思います。
これも失格要件になるのではないでしょうか。また、コンペ参加の意思があれば、アドバイザーの役割は辞退するの が見識と思います。技術部門に闇雲に政治家を多様し参画する姿勢は如何なものかと思います。また、池田設計は基本構想計画に同上の助言や指導を行ってきた アドバイザーであり、階層を16~18階層とする決定に参加しています。そして技術提案では6階層としています。この様な理念も資質もない業者を誰が信用 するでしょうか。これも設計以前の問題です。この様な不整合な提案を許してはいけません。また、同グループは耐震安全性、機能性等を強調していますが、低 層になれば当然のことです。反面、駐車場、防災スペース、緑地等々の空地が失われマイナス面もあります。特に耐震安全性を強調するならば、現在の県庁は、小高い丘の上の堅硬地盤上に6階層で 建設されています。新庁舎は、長崎港特有の軟弱地盤上に地盤改良を実施し建設されようとしていますが、これ事態も安全性、防災機能や経済性等も問題です。 長崎県の基本構想計画では、地震等々に対しても高層階で安全だと断言しスタートしました。
東日本大震災後、地震に対する技術研究が急速に進んでいます。さ らに安全性を確保するためには、ここで踏みとどまり、立地そのものも含めて総合的に見直すのも、一つの考え方ではないでしょうか。いずれにしても、提案条 件に違反した業者が、最優秀提案者になることは絶対にありません。失格です。これは行政のすることではありません。子供さんに失礼ですが、子供さんにも分 かることです。県民を偽ってはいけません。県民の一人として、不信と憤りを感じています。一部の声の大きい不見識な県会議員や国会議員の介入を許してはい けません。私たちの県庁です。長崎県
知事さん、長崎県議会議長さんらは、県民が安心して楽しく暮らせる県政を運営して下さい。お願いします。
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