アイコン 6連覇レーサー田嶋伸博氏、レース用に長崎造船所の蓄電池開発採用

田嶋伸博氏「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の世界一過酷と言われるアメリカの自動車レースで6連覇中の世界記録保持者の田嶋伸博氏が、三菱重工長崎造船所で開発された高性能の新型蓄電池を搭載した電気自動車が初めて挑戦する。
 このレースはアメリカ・コロラド州にある標高4300メートルの山を駆け上がりタイムを競う世界一過酷な自動車レースとして知られる。

このレースに電気自動車で挑戦するのは、現在大会を6連覇中でコースの世界記録を持っている日本人レーサー田嶋伸博さん(61歳)。
 これまでの電気自動車の蓄電池は大きくて重いうえ蓄えられる電気の量が少なく、カーレースではガソリン車に対抗できなかったが、今回長崎造船所で開発された蓄電池は大幅に軽量化され、蓄電量も大きくすることに成功している。
田嶋氏は「今回のレースで蓄電池の性能を実証できれば、今後、市販の電気自動車の蓄電量も飛躍的に大きくできる可能性が出てくる」と話している。
テスラ自動車の電気自動車は、パナソニックの蓄電池を使用しているが、三菱自動車も電気自動車のMiVEを販売している。
今回搭載される蓄電池はMiVE用とは異なり、三菱重工が新たに開発した高性能リチウム蓄電池。
田嶋レーサーが優勝し、その性能が評価されれば、同社のリチウム蓄電池は世界の自動車業界から注目されることになろう。

[ 2012年3月27日 ]
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