J-POWERの電源開発/3月期 電力会社を尻目に儲かっています
同社の卸電気事業の販売電力量は、水力は前期を上回る豊水(出水率106%→115%)となったものの、豪雨・台風の影響で一部発電所の停止があり、前期並みの103億kWhとなった。
火力は、全般に発電所が順調に稼働したものの、平成23年11月の磯子火力発電所(神奈川県横浜市)の構内火災による約2ヶ月間の発電停止があったことから、前期並みの537億kWhとなり、水力・火力合計で640億kWhとなった。
また、その他の電気事業の販売電力量は、PPS(特定規模電気事業者)向け発電所の稼働率の増加等により、前期に比し37.5%増加の20億kWhとなり、電気事業全体では660億kWhとなった。
一方、費用面は、営業費用が、石炭価格の上昇に伴う燃料費の増加等により、前期に比し7.0%増加の6,048億円となり、これに営業外費用を加えた当期経常費用は、前期に比し6.5%増加の6,333億円となったとしている。
同社は、原発を持たないことから確実に利益を出しているが、現在、大間原発を建設中である。どうなることやら。大間のマグロが放射能マグロにならないよう祈るばかりである。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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11年3月期
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635,975
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70,588
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56,322
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19,583
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12年3月期
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654,600
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49,800
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36,619
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16,113
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前期比
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102.9%
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70.6%
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65.0%
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82.3%
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13年3月期予想
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662,000
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50,000
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40,000
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27,000
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13年期予/12年期比
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101.1%
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100.4%
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109.2%
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167.6%
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