アイコン 将来ローンが組めない子供が続出?/10代のブラックリストが増加

スマホで広がる信用情報登録10代のブラックリストも増加
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120411-00017029-diamond-bus_all

週間ダイヤモンドによると、スマートフォン人気によって、思わぬ若年層の“ブラックリスト”化を招いているんだそうだ。

ブラックリストとは、ローンの借り入れや分割払いの契約などで返済不能に陥った要注意人物について、貸し手の間で共有する情報で、携帯電話の分割 払いの信用情報を提供するシー・アイ・シー(CIC)によれば、3ヵ月以上滞納し、ブラックリスト入りした人は、2010年6月の21万人から、昨年末の 145万人へ跳ね上がったという。

iphone

背景にあるのは、携帯電話事業者が販売店へ支払う販売奨励金の廃止。
ソフトバンク参入前は良く見かけられていた「0円ケータイ」など激安端末を可能にした奨励金だが、この奨励金廃止により、端末価格が高騰したため、携帯電話事業者が編み出した苦肉の策が、端末代の分割払い契約だった。

しかし、これが曲者で、使用量と一緒に引き落とされるため麻痺しているが、端末機の分割は「ローン契約」となり、支払いが滞れば3ヶ月でブラックリスト行きとなる。

若年層はただ「電話を止められた」という感覚でしかないかもしれないが、間違いなく「ローン滞納」。

親が注意のために電話契約を止めたため、社会人になってローンを組もうとしたらブラックリスト入りしてた・・・、そんな未来が待ち構えているのだ。

[ 2012年4月11日 ]
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