ヤフー子会社IDCフロンティア脱税容疑6億円支払命令/東京国税
ヤフー子会社の「IDCフロンティア」(東京都新宿区四谷4-29、データーセンター業務、代表:新藤豊(NTT初代社長新藤恒氏の息子))が、東京国税 局の税務調査で、2009年2月の設立時に計上した「のれん代」処理が、企業再編税制を使った租税回避に当たると指摘された。
申告漏れ額は、のれん代約100億円のうち、設立から2010年3月までの14ヶ月間に損金算入した計約23億円、追徴税額は過少申告加算税を含め約6億円。
IDCは、処分を不服として東京地裁に提訴した。
国税局は一連の処理について「企業再編税制を利用し、法人税負担を不当に減少させる行為」として、課税逃れに当たると判断した。
ヤフーにとっては、痛くも痒くもない額であろうが、IDCフロンティアを早期に上場させる予定であったならば、計画の修正を迫られよう。
[ 2012年4月 2日 ]
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