アイコン ピンクスライム加工肉業者「AFAフーズ」(米国)/破産(民事再生)申請 

アスパルテームは大丈夫か

「ピンクスライム」と呼ばれるアンモニア水で防腐処理された加工肉の安全性をめぐる懸念が消費者の間で高まる中、米食肉加工AFAフーズは2日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。

AFAは米国で最大規模の食肉加工企業で、年間約22万6800トン以上のひき肉を生産している。
国内5州に工場を構え、従業員約850人を抱える。同社は裁判所に提出した申請書類の中で、製品に対する「昨今の市場の変化」やピンクスライム肉に関するメディアの報道について触れている。

ピンクスライム肉をめぐっては、同加工肉を製造する米ビーフプロダクツ・インク(BPI)が先月、3工場で操業を一時停止すると発表。また、米ファスト フード大手のマクドナルドに続き、スーパーマーケット・チェーン第2位のセーフウェイと同3位スーパーバリューも取り扱いを中止するなど波紋が広がってい る。

同加工肉は、米国ではハンバーガーのつなぎとして広く使われており、米農務省(USDA)や専門家は安全性に問題はないとの見解を示しているが、活動家からは使用禁止を求める声も上がっており、混乱が続いている。

 

JC-NET 3月13日記事
何でもありのアメリカ牛肉ピンクスライム、TPPで日本到来へ
米農務省(USDA)は、通称「ピンクスライム」と呼ばれることもあるアンモニア水で防腐処理された加工肉について、(米国の)学校給食で使用されるに当たっても安全性に問題はないとの見解を示した。
 
オンライン新聞のザ・デーリーは先に、水酸化アンモニウムで一部防腐処理された牛肉3200トンが今春に学校給食として出されると報じていた。
 
米農務省は声明で「USDAが購入する牛ひき肉はすべて、最高の食品安全基準を満たさなくてはならない」と指摘。牛ひき肉の安全基準は過去数年でさらに厳格化しており、「われわれが安全に自信を持つ肉しか市場には流通していない」と説明した。
 
ピンクスライム肉をめぐっては、有名シェフのジェイミー・オリバー氏(英国人、日本でも書籍やDVDが販売されている)らが問題を取り上げたのがきっかけで、消費者の間でも注目されるようになった。
 
米ファストフード大手のマクドナルドは先に、USDA認可済みのアンモニウム処理肉のハンバーガーへの使用を中止している。
 
一方、USDAと学校当局は、学校給食に使う肉として、サウスダコタ州のビーフプロダクツ・インク(BPI)から、「上質赤身加工牛肉」に分類される同加工肉の購入を計画している。
 
USDAによると、全米学校給食プログラムとして買い上げる牛ひき肉5.1万トンのうち、BPIの製品は約6.5%を占めるという。
  
以上が報道されている内容であるが、
 
TPP締結では、アメリカの政策や施策を基準としており、このままでは米農務省お墨付きのピンクスライム牛肉が日本へやってくることになる。それを日本の業者が断れば、業者から日本国が訴えられ、税金で大損害金を支払わされる羽目に陥る。
 
<日本マクドナルドでは・・・>
日本のマクドナルドは、ピンクスライム牛肉を使用していないのだろうかと思い日本マクドナルド社へ取材したところ、メールで回答がきた。
<回答>
お問い合わせいただいたような肉は使用しておりません。
 日本マクドナルドのビーフパティの原料肉は、厳重な安全検査をクリアしたオーストラリア産・ニュージーランド産のハンバーガーミートに適した規格の品質の高い牛肉のみを使用しています。
 また、オーストラリア、ニュージーランドでは、日本と同様に食肉の加工において、今回の報道にあります水酸化アンモニウムは使用されておりませんので、併せましてご報告いたします。以上。
 
たまに食べるマックであり、ピンクスライム肉は使われていなくてよかった。
アメリカでは、肉業界の票の行方は重要であり、また肉業界の金銭バラマキのロビー活動により、議員・長官などは肉業界とベチャベチャの癒着関係。
 
ラムズフェルト国防長官が権力で、FDAに許可させたとされる人口甘味料アスパルテームの製造会社はGDサール。ラムズフェルト国防長官は、元同社の会長兼CEO(現在はモンサント傘下)であったという。癒着関係から許可そのものに疑いがもたれているシロモノであるが、FDAを牛耳り続けている。
 
アメリカは、企業のロビー活動が鮮烈を極めており、人体への影響などの安全基準は、アメリカでは日本とかけ離れている(当然、アメリカの基準が厳しいものもあるが、食の安全については、日本は水俣病など経験しており特に厳しい)。
 農薬・化学会社のエンロン(やりたい放題の末破綻)や遺伝子組み換え・一代種子・除草剤・ベトナム枯葉剤のモンサントなど、食の安全より企業利益を第一義にしている巨大企業がロビー活動により、アメリカの国会議員を意のままにコントロールしているのが実情である。
 
そうした農業団体や関連業界が、日本基準ではなくアメリカ基準で日本に大量に輸出したく、TPP締結を日本に迫っているのである。銭亡者のハゲタカ国アメリカ。
 
水酸化アンモニウムの安全性について
http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0215c.html
 
アメリカで拒絶されだしているピンクスライム肉を、日本に押し付けられたらたまったものではない。ピンクスライム肉加工業者が、早期に全部潰れることを祈ろう。
アメリカで総スカン状態になっているピンクスライム肉は、FTA締結で韓国へ流れる可能性は否定できない。

 

 

[ 2012年4月 4日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索