マックスバリュ九州/2月決算 増収増益 118店舗
イオンの戦略は、巨艦のイオンモールを核に周辺域に、同社にとって小型店のマックスバリュを展開、地域をイオンだらけにすることにある。商域が大型店では 無理なところでは、イオンモールより小型のショッピングセンターを開設している。マックスバリュ店は今後とも確実に増加していく。
新規出店は、スーパーマーケット業態で、マックスバリュ本城店(福岡県)、マックスバリュ南下郡店(大分県)、マックスバリュ内坪井店(熊本県)、マック スバリュエクスプレス姪浜駅前店(福岡県)、マックスバリュ福間駅前店(福岡県)、マックスバリュ東郡元店(鹿児島県)、マックスバリュエクスプレス神水 店(熊本県)の7店舗を新設した。
<ディスカウント業態導入>
また、マックスバリュ宇美店(福岡県)、マックスバリュ福岡空港南店(福岡県)の2店舗をザ・ビッグエクスプレス宇美店、ザ・ビッグ福岡空港南店としてディスカウント業態に転換した。
当事業年度より人口の都市集中化及び高齢化社会の到来に対応し、郊外型大型店が出店困難な都市部への展開拡大を図るために都市型小型店舗として「マックスバリュエクスプレス」及び「ザ・ビッグエクスプレス」の展開を開始した。
「マックスバリュエクスプレス」は、都市部での少人数世帯の増加に合わせて小容量商品の品揃えの豊富さ、「ザ・ビッグエクスプレス」は使用頻度の高い商品に品揃えを絞り込んで更なる安さ
を提供している
当事業年度末における店舗数は、118店舗(福岡県37店舗、佐賀県13店舗、長崎県12店舗、熊本県19店舗、大分県12店舗、宮崎県15店舗、鹿児島県10店舗)。
1店舗あたり平均年売上高は10億55百万円。
なお、同社はジャスダックスタンダード市場に3月8日上場したばかりであるが、株価は1,200円(PER 8.55倍)となっている。イオンの1,079円より高い。(4月5日現在)
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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09年2月期
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107,472
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2,426
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2,415
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1,272
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10年2月期
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113,112
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1,824
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1,825
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738
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11年2月期
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117,348
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2,604
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2,600
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896
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12年2月期
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124,554
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2,808
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2,796
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1,047
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前期比
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106.1%
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107.8%
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107.5%
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116.9%
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13年2月期予想
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159,000
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3,500
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3,230
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1,300
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13期予想/12期比
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127.7%
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124.6%
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115.5%
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124.2%
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12年2月期
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総資産
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純資産
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自己資本
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自己資本率
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26,777
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8,605
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8,605
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32.1%
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