アイコン 県政改革特別委員会・傍聴記(4)

投稿者=傍聴人

長崎県議会長崎県議会議員山田博司氏らの「長崎港ふ頭用地造成工事等に関する」県議会本会議及び各委員会での各質問を基に経過や情況を整理してみます。
長崎県から発注されていた長崎港ふ頭用地造成工事(3工区)を坂口工業(本社長崎市)が158.325千円で落札し施工していたが、もたつきながらようや く完成したようです。施工者、発注者ともに技術力のなさと杜撰な施工体制、慣れあいの関係が浮き彫りなりました。また、このような工事施工は前代未聞であ り、完成検査の合否はどのような判定になったでしょうか。

1.①請負者である坂口工業は発注者の指導に反して県外船舶を使用しょうとした。

②ガット船の使用に際して内航海運業法に違反する船舶を使用しょうとした。
③ガット船の航行に際して、無謀な冬の夜の航海を行い不安全行為を行っていました。
このことについてはご承知の通りです。

2.当該工事は土工施工量58,000立方メートルで一般競争入札「総合評価方式、簡易型」に付せられましたが、入札前から土工量40,000立方メート ルで施工することが決定していました。これは入札参加者に対して虚偽の公告をしたことになり、架空入札を行ったことになるのではないでしょうか。
入札前に決定していたので、土工量40,000立方メートルで再公告して、新たに参加者を募り入札を執行するのが正当でありませんか。
仮に、百歩譲ったとしても、契約者を決定する総合評価の評価基準値を40,000立方メートルに改めて配点すべきではないでしょうか。
これを試算すると他の建設業者が最優秀者になり契約予定者となる、因みに坂口工業は契約予定者でなく、失格ではないでしょうか。
言いかえれば架空の土工量で入札したので坂口工業に決定したのではないでしょうか。このことを知っていたら同社の受注に協力したことになります。
また、知らなくても入札、契約の原則である透明性、公平、公正性に欠けることになるでしょう。
県は坂口工業に本契約前に請負金額の変更減額を指示し、最終的に約3,500万円の変更減額契約を締結しています。このことからも架空入札であることが明らかであります。
この様な不健全な行為について県職員は日常茶飯事と発言していますが言語道断であり、税金の番人としては失格であります。・・・・②につづく

[ 2012年4月 8日 ]
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