「ライオンズマンション宇治大久保」は、２０１１年１０月に開催された管理組合総会において、これまでの関西電力からの電力供給に変えて、オリックス電力の「電力一括購入サービス」の提供を受けることが承認され、３月２８日には従来の受変電設備、電力量計等をオリックス電力の設備に交換する工事が行われた。

この結果、「ライオンズマンション宇治大久保」では、低圧電力の個別契約から高圧電力の一括契約への切り替えにより、共用部分の電気料金の４０％、導入前１年間と同等の電気使用状況の場合、年間で約４５万円の削減が見込まれる。
大京アステージでは、２０１０年５月より首都圏を皮切りに「電力一括購入サービス」を管理受託マンションの管理組合に提案しており、２０１１年７月からはその範囲を関西圏にも拡大している。

また、大京グループでは新築マンションへの「電力一括購入サービス」の導入も進めている。

こうした取り組みもいいだろうが、新築する時に太陽光発電システムを屋上に取り付ける方が、マンション購入時の借入金に入り、コスト的にも安価になるものと思われる。