１．訴訟の提起があった裁判所及び年月日
東京地方裁判所 平成24年4月16日（訴状到着日 平成24年4月24日）

２．訴訟の原因及び提起されるに至った経緯
同社は、新菱冷熱工業に平成23年7月14日付で川崎テックセンタービル１Ｆ入居に伴う空調設備工事、消火設備工事及び給排水設備工事を発注し、同年8月9日に工事完了し、請負代金4,032,000 円（支払期日：平成23年10月31日）が発生したにもかかわらず、平成23年12月22日に500,000円、平成24年3月22日に500,000 円、平成24年4月6日に250,000円しか払っておらず、平成24年4月24日現在2,782,000円の未払があり、その支払を求める訴えがなされたもの。

３．訴訟を提起した者
（１） 名称　　：新菱冷熱工業株式会社
（２） 所在地　：東京都新宿区四谷二丁目4番地
（３） 代表者の役職：氏名 代表取締役 志田均

４．訴訟の内容及び請求金額
（１）訴訟の内容　：請負工事代金請求
（２）損害賠償金額：2,782,000円及び損害金年6分

５．今後の見通し
訴訟の内容に関しては、当社としても認識しており、現在その支払計画を先方に提示し訴訟を取り下げて頂くよう交渉中。尚、今後の経緯につきましては適時開示を行う。また、業績に与える影響はないとしている。

同社はバイオベンチャー企業、総合美容事業からは撤退し、創薬事業で再建を目指している状態。従業員は16人。

今回の事案でもわかっていて、支払わないとは最低であるが、今期の決算予想に示すとおり、金がないのだろう。新菱冷熱工業も訴訟を起こす前に必ず、請求につき内容証明書付き兼発達証明付きのお手紙を送っているはずである。その上でのこと。
頑張ってもらわないと上場の大学発ベンチャーが総崩れになる危険性すらある。