アイコン パナソニック/貝塚工場閉鎖へ 120億円の申告漏れも

パナソニックは、携帯電話などに使うリチウムイオン電池について、大阪・貝塚市の工場を閉鎖して、中国の工場へ生産を移管することを検討している。
パナソニックは、携帯電話やパソコンなどに使うリチウムイオン電池の生産体制を見直し、大阪・貝塚市にある貝塚工場を今年度中に閉鎖する方向で検討を進めている。
これに伴い、中国の蘇州に建設中の新工場に生産設備を移し、貝塚工場のおよそ100人の従業員については、国内の他の工場などに配置転換するとしている。

パナソニックは、韓国企業との価格競争や円高による収益の悪化で、リチウムイオン電池の生産体制の見直しを進め、3年後の平成27年度には中国での生産を現在の1割程度から5割程度にまで引き上げる方針を打ち出している。

日本の工場を無人化にするか、100%ベトナムやカンボジアなどに生産移管した方が得策だろう。もう中国の工賃は年々魅力が乏しくなるばかりである。それか中国人をこき使う台湾のフォックスコンに生産依頼するかだ。

<120億円の申告漏れ発覚だが・・・>
国税庁は、パナソニックが、電子材料を海外子会社に簿価より安く販売したなどにより、2011年3月期までの2年間に120億円の申告漏れがあった(寄付行為)と認定していたことが判明した。ただ120億円に対する課税は、2010年期の赤字で相殺され、重加算税を含む追徴課税は発生しない。なお、消費税の経理処理ミスで約1億円追徴課税はなされている。

[ 2012年5月 2日 ]
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