米テニスラケットの「プリンス」/破産法適用申請(=民事再生)
プリンスの愛称で世界内のテニスファンに愛用されているテニスラケット製造メーカーのプリンス・スポーツが、販売不振により経営に行き詰まり、米国のデラウェア州裁判所へ連邦破産法11条の適用を申請した。
負債額は約48億円。
1970年に設立されたプリンス・スポーツは、1976年に、業界に先駆けて面を一回り大きくしたデカラケットを販売して、テニスブームを巻き起こした。
また、プリンスのラケットは、シャラポワやナブラチロワ、杉山愛など世界中のプロテニスプレーヤーに愛用され、現在もおよそ100ヶ国以上で販売されている。
しかし、リーマン・ショック以降の世界的な景気低迷で販売不振に陥り、経営に行き詰まった。
[ 2012年5月 2日 ]
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