アイコン 三井松島産業/3月決算  豪石炭生産だけの営業利益

<燃料(石炭販売)事業>
売上高は、東日本大震災及び急激な円高による輸出市況の悪化に伴う鉄鋼業界の生産調整の影響により販売数量は減少したものの、石炭価格が上昇したことによ り824億30百万円と前期比83億47百万円(11.3%)の増収。しかし、屯当たりの取扱手数料が減少したことにより営業利益は98百万円と前年同期 比16百万円(▲14.7%)の減益。

<燃料(石炭生産)事業>
売上高は、石炭価格の上昇とともにリデル炭鉱の操業が順調に推移し、生産数量並びに販売数量が増加したことにより191億63百万円と前年同期比45億66百万円(31.3%)の増収となり、営業利益は68億81百万円と前年同期比27億76百万円(67.6%)の増益。

<次期見通し>
国内における販売数量は若干の増加を見込んでいるものの、価格に目を転ずれば、一般炭市況は米国でのシェールガス増産により、また原料炭市況は世界的な粗鋼生産低迷による供給過剰感から、それぞれ下落傾向にあり売上高は860億円となる見通し。
営業利益は、リデル炭鉱における生産状況も堅調に推移しているが、上記の石炭価格の状況に加え、最近の為替動向(米ドル安豪ドル高)も減益要因となることから、営業利益30億円、経常利益30億円、当期純利益20億円となる見通し。
なお、豪州の税制改正に伴い、2012年7月1日より鉱物資源利用税(MRRT)が導入されることになっているが、現時点、次期の見通しに与える影響は無いものと考えているとしている。
石炭生産の売上高は、石炭販売と売上高が重複しているようで、生産炭以外の輸入炭による営業利益は赤字と思われる利益となっている。どうして、腑に落ちない。
こうしたことばっかりしているから、株価が低位置のままとなっているのだろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
107,691
6,441
4,251
-1,251
10年3月期
61,014
4,803
5,250
3,463
11年3月期
87,658
3,102
2,553
4,480
12年3月期
98,063
6,290
6,577
4,880
前期比
111.9%
202.8%
257.6%
108.9%
13年3月期予想
86,000
3,000
3,000
2,000
13年期予/12年期比
87.7%
47.7%
45.6%
41.0%
 
[ 2012年5月 3日 ]
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