金子原二郎、谷川弥一、証人喚問までの道！第５弾

高比良（元）委員長

平成２４年５月７日（月）午前１０時～長崎県議会「諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会・高比良（元）委員長（第１８回）」が開かれる。平成２４年４月２３日（月）百条委員会で、金子原二郎（自民党）、谷川弥一（谷川建設会長・自民党）の証人喚問が賛成多数（拍手）で可決されている。第４弾に続き、第５弾を備忘録を基に大事な場面を再現してみる。以下のブログも参考にしてください。 http://n-log.jp/jcphitomi/245951.html（堀江ひとみ徒然記） http://n-log.jp/satoshi-t/193511.html（長与町議堤さとしのウェブログ）

【堀江ひとみ委員】つまり、今回私が質問しているのは、当時、県民の皆さんが強く思った瞬間をそのまま、私が今、質疑をしている形になっているわけですが、匿名希望で調査をしたと言っているけれども、知事（ｚ金子原二郎）にどういう報告をしたのかということの問い合わせでした。　そこで、私が改めてお尋ねするんですが、いわゆる第１回の選考委員会は、既に８月３日、募集が始まる前に終わってるんですが、その後、９月３日に募集が終わってから第２回、第３回と選考委員会が開催されております。この中でいろんな、ボーダーラインが決まることでありますとか、あるいは、それぞれの申入書に基づいて、それを点数化して、そして入植の範疇を決めていくわけですけれども、この第２回、第３回の選考委員会開催後の情報提供は知事（ｚ金子原二郎）にはあったのかどうか、この事をお尋ねいたします。

【渡辺証人】募集状況をご報告に参りました時に、知事（ｚ金子）の方から、選考過程についてはもう自分に報告しなくていいというふうに言われたので、第２回、第３回の状況につきましてはご報告はしておりません。その課程については報告はしておりません。　ただ、第３回で、ある程度の貸付予定者が選考委員会の中で承認されたということもありまして、最終の第４回で、面積調整等、また場所の調整をした上で最終の貸付決定者の評価をするということだったものですから、その第４回の少し前に知事（金子）の方にはご報告をいたしておりまして、こういう形で審査、選考委員会にかける。また、農業振興公社の理事会にかけるということでご報告は申し上げております。

堀江ひとみ委員

【堀江ひとみ委員】第２回、第３回の選考委員会が終わった後の情報提供はなかった。しかし、第４回の選考委員会が始まる前に、これは知事に報告した。つまり、第３回の選考委員会というのは、大方これは決まっていきますよね。それこそ今までの審査の基準も、最初の基準から具体的になって、色んな営農への方針も、４点の配分が、２点、２点の配分が１，２，３，４、ということに配分がされるということで。　そうしますと、第３回の選考委員会が終わってから、これはどのように報告をされたんですか。　これは農林部長が直に知事（ｚ金子）に、どういう報告をされたんですか。【渡辺証人】第３回が終わってというよりは、第４回の選考委員会の前にと言った方が時期的に近うございますので、そう言わせていただきますけども、第４回の選考委員会、理事会の資料をもとに、こういう形で最終審査をお願いし、了解を得たいというふうなことでご報告をしたというふうに記憶しております。

【堀江ひとみ委員】これはすごく大事なことで、９月３日に公募が終わって、そして、その時点で６２、どういうところが募集をしたのかということを、知事（金子）は把握をしました。その後、一切、選考作業は報告する必要はないよと知事は言いました。第４回選考委員会で決定するんです。でも、第４回選考委員会で決定する前に、平成１９年１２月２５日が第４回選考委員会ですが、１２月２５日の選考委員会で決定される前。第３回選考委員会が同じく１１月２６日。約一箇月後に第４回の選考委員会が開かれるわけですけども、この第４回選考委員会が開かれる前に、つまり、第４回選考委員会で出されるいわゆる入植者のリストを、そのまま知事（ｚ金子）に報告をする。つまりこれは、知事（金子）に、これでいいでしょうかという確認の意味もあったのですか。

[ 2012年5月 6日 ]