野村不動産H/3月決算 大幅増益
<住宅事業部門>
住宅分譲部門は、「PROUD」ブランドの価値を高める戦略を実践するとともに、製販一体の強みを活かし、用地選定力、商品企画力、販売力の一層の強化を 図りました。マンション分譲では「プラウドシティ赤羽」(東京都北区)、「プラウドシティ稲毛海岸」(千葉県千葉市美浜区)、「プラウドタワー神戸県庁 前」(兵庫県神戸市中央区)等を、戸建分譲では「プラウドシーズン東船橋ガーデンアベニュー」(千葉県船橋市)、「プラウドシーズン稲毛海岸」(千葉県千 葉市美浜区)等を売上に計上した。
住宅管理部門は、顧客満足度の向上への取り組みを強化するとともに、グループ内の分譲物件に加えて、外部からの管理受託を積極的に行うことにより、収益の拡大を図った。
その結果、当部門の売上高は2,445億20百万円(前連結会計年度比▲416億14百万円、▲14.5%減)、営業利益は238億22百万円(同80億18百万円、50.7%増)となり、前連結会計年度と比べ、減収増益となったとしている。 他略。
前期は売れたにもかかわらず儲からず、リーマンショック前に購入した高価な土地を開発していたのであろうか。前期の首都圏の分譲マンション売上戸数は3,543戸、売上高は1,893億65百万円、1戸当たり5,344万円、当期はそれぞれ2,907戸、1,475億33百万円、1戸当たり5,075万円と戸当たり単価も5.1%下落している。にもかかわらず営業利益は大幅に増加している。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年3月期
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434,226
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39,274
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23,967
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4,660
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11年3月期
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480,983
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42,083
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26,149
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5,471
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12年3月期
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450,807
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49,939
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34,173
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17,591
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前期比
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93.7%
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118.7%
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130.7%
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321.5%
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13年3月期予想
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523,000
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55,000
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40,000
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19,000
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13年期予/12年期比
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116.0%
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110.1%
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117.1%
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108.0%
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