メラミン化粧合板のアイカ工業/3月決算 回復途上
1、メラ板の建装材商品部門は、汎用性の高い単色メラミン化粧板を刷新した「カラ-システムフィット」、指紋などの汚れが目立ちにくい特性を持つ高意匠メ ラミン化粧板「セルサス」、耐摩耗性・耐汚染性などの機能に優れる化粧ボ-ド「マ-レスボ-ド」など特徴ある商品が堅調に推移したことや、壁面と家具・什 器類との色柄を連動させる提案を強化した結果、医療・福祉施設、教育施設、交通施設など、公共性の高い物件で受注を伸ばした。
部門売上高は258億93百万円(前連結会計年度比9.3%増)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は49億16百万円(前連結会計年度比16.3%増)と伸長。
好調に推移している。
2、接着剤の化成品部門は、木工・家具向け汎用接着剤の販売は低調であったが、建築施工用接着剤および合板用接着剤が堅調に推移したことに加え、新規分野として取り組んでいる太陽電池向け接着剤やシリコ-ン樹脂系接着剤が順調に売上を伸ばした。
当部門の売上高は325億69百万円(前連結会計年度比3.2%増)営業利益(配賦不能営業費用控除前)は21億54百万円(前連結会計年度比▲8.3%減)。
住宅着工数の停滞は、接着剤を大量に消費する木工・家具会社の不振を伴い、その影響を受けている。
3、住器建材部門のインテリア建材は、トレンド柄を活かした「マ-レスⅡクラスSシリ-ズ」(内装ドア・引戸)、柄の豊富さとメラミンポストフォ-ム扉の意匠を特徴とした収納システム「アイキャビ」が好評で、順調に売上を伸ばすことができた。また、機能引戸「UD(ユニバ-サルデザイン)コンフォ-トシリ-ズ」はサ-ビス付高齢者住宅向けへの採用が増え、売上を大きく伸ばすことができた。
当部門の売上高は306億97百万円(前連結会計年度比9.4%増)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は49億26百万円(前連結会計年度比19.9%増)。
好調に推移。
4、電子部門主力のプリント配線板は、高速伝送・電磁波障害対策分野におけるシミュレ-ション技術を中心としたパタ-ン設計が好調だったが、半導体関連・工作機械などの産業用途向けを中心に厳しい状況で推移し、売上は前年を下回る結果電子材料は、フィルム用途でブロッキング特性に優れるUV(紫外線)硬化型ハ-ドコ-ト樹脂「アイカアイトロン」が堅調に推移し、売上を伸ばすことができた。
当部門の売上高は59億11百万円(前連結会計年度比0.2%増)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は5億81百万円(前連結会計年度比10.1%増)となったとしている。
メラ樹脂を応用した電子部品は、対応する業界の不振の影響を受けている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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07年3月期
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100,737
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10,750
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10,933
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5,395
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08年3月期
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95,984
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9,539
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9,771
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6,483
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09年3月期
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87,609
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7,006
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7,024
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3,585
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10年3月期
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80,984
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7,436
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7,664
|
4,452
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11年3月期
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89,216
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9,286
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9,447
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5,417
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12年3月期
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95,071
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10,564
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10,771
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5,986
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前期比
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106.6%
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113.8%
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114.0%
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110.5%
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13年3月期予想
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100,000
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11,300
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11,500
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6,800
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13年期予/12年期比
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105.2%
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107.0%
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106.8%
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113.6%
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