アイコン 何でもありの中国 古ジャガを薬品使い新ジャガに変身させ販売 ソラニン

山東省の一部の市場で、化学品の亜硫酸ナトリウムを使って、古いジャガイモを「新ジャガ」に変身させたものが出回っていると新京報ウェブ版が報じている。
報道によると、この季節はずれの「新ジャガ」は、土が付いておらずツルツルしている。しかも価格は通常のジャガイモと変わらない。

販売店員は、これらのジャガイモは、薬の入った水を使って機械で洗浄、水洗いした後、もう一度漬けおきしてから、機械で磨いて出来上がったものだと説明しているという。
山東省軽工業学院が分析したところ、「新ジャガ」に「亜硫酸ナトリウム」が使われたことが分かった。さらに、芽が出ている古くなったジャガイモは、同薬品で処理されると表面の芽が取れ、新鮮なジャガイモに生まれ変わる。
専門家は、表面に出ている芽が除去されても、ジャガイモの中にソラニンがまだ残留している可能性があり、食中毒につながる可能性があると指摘。

亜硫酸ナトリウムは、ドライフルーツの退色を防いだり、肉類を保存する際の防腐剤として用いられる。防腐や漂白の目的で食品の添加物として多用されており、洗浄が不十分な場合、基準値を超える量を摂取すると、中毒症状になる可能性がある。

ソラミンは、神経に作用する毒性を持ち、中毒すると溶血作用を示し、頻脈、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などを起こす。成人の中毒量はおよそ 200–400 mg、小児の場合はその約10分の1程度と推定されている。低血圧、神経症状の兆しがあれば 24時間の入院観察を要する。 大量に摂取した場合は、昏睡状態に陥り、死亡する場合もある。ハムスターによる動物実験では、催奇性が報告されている。ナス科の食物に含有、ジャガイモの芽や表皮に含有しており、小さいジャガイモの表皮は含有量が多いとされる。

地溝油とは、使用して捨てられた食用油を下水などから回収、薬品を使用して新品同様の食用油にして、食堂などに販売、利用されているデタラメ食用油のこと。一時全体の数十%も利用されていたという。現在は中国当局から禁止されているが、安価なことからブラックマーケットではまだ出回っているようだ。

ピンクスライム肉は、米国で問題となったFDA承認済みの肉。安価で商品にならないような牛肉の部位肉を、防腐のため水酸化アンモニウムに漬け、ハンバーグ用などに加工したもの。FDAが承認して大量に製造した会社が、学校給食にも使用承認されていたことから父兄の中から反対運動がおき、倒産した。米国のマクドナルドも使用していたが、今では使用を中止している。日本マクドナルドでは、豪州産やニュージーランド産肉を使用しており、以前から水酸化アンモニウムを利用した肉などは一切使用していない。TPPでは米国基準となるため、こうした肉も何の表記もされず、日本で販売されることになる。文句があるなら国際裁判所に判断を委ねることになる。

 ボーカロイドの初音ミグが、赤い初音ミグ?に変身させられ中国で発表されている。赤い服だけで瓜二つ。13億人もいる中国では何でもありだ。
 

[ 2012年5月 7日 ]
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