アイコン 味の素/3月決算 今期カルピス売却の影響受けず カルピス付

同社の3月決算の売上高は、前期を103億円下回り、1兆1,973億円(前期比99.1%)。
地域別には、日本が、調味料・加工食品および冷凍食品の売上げは伸長したものの、医薬事業の売上げの減少等により、8,149億円(前期比98.1%)と減収となった。
一方、海外は、円高により為替のマイナスの影響を受けながらも、海外調味料、飼料用アミノ酸を中心に販売を伸ばし、3,824億円(前期比101.5%)と増収となった。
海外の地域別では、アジア、米州および欧州でそれぞれ1,779億円(前期比101.8%)、1,140億円(前期比100.5%)および903億円(前期比102.1%)となったとしている。

味の素の売上高構成  /億円
 
平成24年3月期
構成比
前期比較
国内食品
4,384
36.6%
0.1%
海外食品
2,305
19.3%
-0.6%
バイオ・ファイン
1,980
16.5%
-0.1%
医薬 779
779
6.5%
-5.7%
提携事業
1,828
15.3%
-0.9%
その他
695
5.8%
-3.8%
合計
11,973
 
-0.9%
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
1,190,371
40,827
25,926
-10,227
10年3月期
1,170,876
64,034
67,621
16,646
11年3月期
1,207,695
69,374
70,499
30,400
12年3月期
1,197,313
72,584
75,919
41,754
前期比
99.1%
104.6%
107.7%
137.3%
13年3月期予想
1,221,000
73,500
76,500
44,000
13年期予/12年期比
102.0%
101.3%
100.8%
105.4%
 
<アサヒグループHに1200億円で売却したカルピス>
味の素は、子会社カルピスを売却して食品事業に経営資源を集中させるとしている。
アサヒビールは、2010年4月ハウス食品から「六甲のおいしい水」事業を53億円で取得している。今回の買収でアサヒビールGの飲料水事業は、コカコーラ、サントリーに次ぎ国内第3位になる。4位は伊藤園。
 
カルピス 平成24年3月期/百万円
売上高
107,403
営業利益
5,671
経常利益
6,122
当期純利益
3,625
純資産
59,186
総資産
90,646
 
[ 2012年5月 9日 ]
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