アイコン 2012 家電量販店売上高ランキング  コジマ再編後

ビックカメラによるコジマの買収劇は、利益が好調なケーズデンキの決算発表を帳消しにしまったが、ビックカメラもお荷物が2つとなった。ただ、ベスト電器で経験中であり、再建もやりがいがあろう。
ヤマダ電機は、再度の再編劇に意欲があるのかないのか不明であるが、住宅メーカーのエス・バイ・エルや住設機器製造のハウステックを買収するなど、今後の戦略をスマートハウスに絞り、単品売りから面での販売を模索しているようである。

今後の台風の目は、今後とも勢いのあるケーズデンキがどこまで伸ばしていくのか、また、ノジマの再編の可能性であろう。
上新は関西では強く、よほどの条件を示さない限り今のところ再編劇には乗らないと思われる。

2012 家電量販店売上高ランキング
 
    /百万円
 決算期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
当期利益
1
ヤマダ電機
12年3月期
1,835,454
-14.8%
88,979
102,225
58,235
2
ビックカメラG
 
1,244,199
 
26,124
28,538
10,146
 
 ビックカメラ
11年8月期
612,114
 
19,929
22,329
9,049
 ベスト電器
12年2月期
261,705
-23.2%
2,535
2,009
589
 コジマ
12年3月期
370,380
-17.6%
3,660
4,200
508
3
エディオン
12年3月期
759,025
-15.8%
9,286
16,384
3,697
4
ケーズデンキH
12年3月期
726,015
-5.8%
34,086
42,123
23,754
5
ヨドバシカメラ
11年3月期
700,500
 
 
61,000
 
6
上新電機
12/3予想
420,000
-3.5%
12,400
12,300
6,400
7
ノジマ
12年3月期
211,051
-1.1%
743
3,262
2,119
※ ヨドバシカメラは、非上場で予想を公表していない。12/3期は、京都の売上高が約半年分上乗せされるが、全体的な落ち込みもあると思われ、前期決算数値の判明文のみ掲載した。
※ ビックカメラの12/8期予想は、売上高が前期比13.4%減の5,300億円、営業利益が90億円、経常利益が110億円、当期利益が70億円となっている。前期比約800億円減ずる予想。
[ 2012年5月12日 ]
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