アイコン 前途多難なADRの三光汽船/米国で主力船差し押さえられ協議難航

事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続き中の三光汽船(東京)は1日、第2回債権者会議を開催した。
しかし、同社の貨物船「さんこうみねらる」号が、米国で差し押さえされている問題をめぐり、関係者間の協議が決着していないことから、当初予定されていた事業再生計画案の提示は、7月3日に開かれる次回会議に先送りされた。

<三光汽船のバルカー船Sanko Mineralの差し押さえ>

三光汽船の本船が用船料未払いを理由に米国で差押えにあっている
差押えを行った会社はギリシャのリキマール・タンカー、そしてベルギーのコベルフレット・バルクキャリアーLiquimar Tankers  Cobelfret Bulk Carriers
両社のクレーム合計額は$15.7m
差押えられた船:「さんこう みねらる」51,000DWTバルカー  Sanko Mineral

リキマール側の主張する未受領用船料は$2.7mで、スエズマックスタンカーのEvridiki、Orpheus、Ariadnの3隻の用船料合計。

また、コベルフレット側の主張する未受領用船料は$13m。ハンディバルカーLowlands Sky($19,500/day、期間5年、$36.5m)
 

三光汽船
時の政治が助けてくれなかった三光汽船の河本さんの亡霊が徘徊しているようだ。

バルカー船「さんこう みねらる」51,000DWT

[ 2012年6月 2日 ]
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