アイコン 半導体の独シルトロニック・ジャパン光工場閉鎖撤退 TIも

山口県光市にあるドイツの半導体関連メーカー「シルトロニック・ジャパン」の工場が31日閉鎖した。
半導体工場の約500人の従業員は全員解雇され、まだ8割の再就職先が決まっていない。

ドイツに親会社のある半導体関連メーカー「シルトロニック・ジャパン」は、パソコンや携帯電話に使われる半導体の基盤などを製造していたが、業績不振を理由に5月31日光市の工場を閉鎖した。

アメリカのTIも今年1月、1973年から操業している大分県日出工場を1年半以内に閉鎖する方針を発表している。ここにも約500人の従業員がいる。工場の引き取り手を探すとしているが、見つかりそうにない。

九州は、昔はICランドとして持て囃されたが、今や遺物になりつつある。それに対して、行政に何の対策策もなく、指をくわえ去るのを待つばかり。

半導体工場は、韓国勢や中国の台頭及び円高で、いまや買い手が付かない状態。
 

[ 2012年6月 1日 ]
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