アイコン 2012年度の電子決済市場 43兆円市場に拡大/矢野研

矢野経済研究所は4日、電子決済市場に関する調査結果2012を発表した。
それによると、2011年度の国内の電子決済市場を、前年度比7.3%増の約43兆8千億円と推計している。
店舗取引における非現金決済利用が進んでおり、クレジットカード決済が堅調に推移、プリペイド決済も拡大している。

プラスチックカード型プリペイドカードの2011年度の発行額は、前年度比8.0%増の約3900億円と成長している。

SS(給油所)系のプラスチックカード型プリペイドカードが市場を牽引しており、デジタルコンテンツ運営事業者によるプラスチック型プリペイドカード発行も増加している。

クレジットカード会社が、ブランドプリペイド(国際ブランドを搭載したプリペイドカード)の発行を始めており、今後の展開が注目される。

スマートフォン普及により、今後NFC(Near Field Communication:国際標準規格として承認されている近距離無線通信技術)を利用した様々な決済サービスが開発されると予測している。

クレジットカード決済に加えプリペイド決済の拡大があり、電子決済市場は、2016年度には約66兆円まで拡大と予測している。

今後は、店舗取引とEC(ネット)における商取引の融合やスマートフォンを利用した決済の推進によるカードレス化が進む見込みとしている。

[ 2012年6月 6日 ]
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