アイコン 銘建工業/ペレットで26年前のチェルノブイリの放射能汚染木材使用か

宮崎県は8日、県内で使われた木質ペレット燃焼灰から放射性物質が検出された問題で、使用した農家や企業が保管していた燃焼灰や未使用ペレットを製造元の銘建工業(岡山県真庭市)が4日までに自主回収したと発表した。

 宮崎県によると、同社が回収したのは燃焼灰0.79トンと未使用ペレット19.07トン。
宮崎県のほか、高知県でも同社のペレットの焼却灰から放射線量が計測されている。

銘建工業は、北欧産の木材からペレットを生産したとしている。考えられるのは1986年4月26日発生したチェルノブイリの原発爆発しかなく、26年経った今も木材に蓄積されていることを証明している。(福島県が可哀想である。)

銘建工業は、集成材・製材・構造材などを製造する木材メーカーであるが、木質ペレットも生産している。同社のペレットは樹皮を含まず焼却灰も少なく人気が高く、今や月間450トンを製造。原油高騰から園芸農家などが、温室やビニールハウスで、比較的安価なペレットを燃焼させていることから需要が増加、製造量も増加している。

同社の売上高は、2011年12月期173億円。今回の問題は大きな痛手となろう。

 

[ 2012年6月11日 ]
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