アイコン 聖火リレー中にプロポーズ 大成功 影に粋な計らい

来月開幕するロンドンオリンピックの聖火リレーで、ランナーの男性が、沿道にいた恋人に突然プロポーズして、見事成功する一幕があり、イギリス国内で大きな話題となっている。
イギリス北東部の町、ロフタスで、18日、ロンドンオリンピックの聖火リレーに参加していた、地元のデビッド・ステートさん(25)が、突然、警備担当者にトーチを預け、沿道にいた恋人のクリスティーン・ラングハムさん(27)のもとに向かった。

ステートさんがひざまずいて、指輪を差し出しながら「結婚してください」とプロポーズすると、ラングハムさんはうれしそうな表情でうなずき、受け入れた。思わぬハプニングを見守っていた沿道の人たちの間からは、大きな拍手と歓声が沸き、ステートさんは、トーチを再び受け取って、聖火リレーを続けた。

プロポーズされたラングハムさんは、3週間後に出産を予定しているということで、「興奮して、赤ちゃんが産まれるかと思いました」と話しているという。

聖火リレーの主催者は、ステートさんから事前の申し出を受け、リレー中にプロポーズすることを認めたということ。

ロンドンオリンピックの聖火は、来月27日の開会式でメインスタジアムの聖火台にともされる予定で、聖火リレーの最中に愛を誓い合った2人について、地元のメディアがこぞって取り上げ、大きな話題となっている。以上NHK参照。

日本では堅物の役席が形式的に取り仕切るこうした公式イベント、日本と違って、余裕のある粋な計らいである。

[ 2012年6月19日 ]
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