アイコン また中国か 産業スパイ 川崎市のプレス機械社員ら2人逮捕 中国企業に機密図面売り渡す

神奈川県警は20日、プレス機械の図面データを中国企業に流出させたとして、不正競争防止法違反容疑で、川崎市中原区にある国内大手のプレス機械メー カー元課長、古谷政一(48)(川崎市高津区末長)と会社役員の井上文明(57)(同県横須賀市武)の両容疑者を逮捕した。
県警は、古谷は平成21年11月、会社貸与のパソコンで同社サーバーにアクセスし、企業機密の図面データ258個をハードディスクに複製して、機密情報図面を不正取得。
古谷は、CD-ROMに記録した図面データを井上に渡し、井上が競合関係にある中国の大手プレス機企業に郵送するなどして機密情報を漏洩させた疑いが持たれている。

図面データは、自動車用エンジン部品などを作るプレス機の設計図面。中国企業からは、井上の銀行口座に計約4200万円が振り込まれており、産業スパイの可能性があるとみて調べている。

また、古谷の口座にも約3800万円の入金を確認しており、県警は井上が窓口役を務めていたとみて裏付捜査を進めている。
企業セキュリティがズブズブな日本企業にあり、こうしたことは日常茶飯事に行われているものと思われる。

新日鐵は、韓国のポスコ(新日鐵出資会社)を相手に、機密情報を不正取得して、特殊鋼を生産販売しているとして、1000億円の損害賠償請求訴訟を起こしているほとだ。

 今や、パソコンがネットに接続されている以上、図面はウィルスによりいとも簡単に引き出される。アメリカとイスラエルは共同してイランの核開発メーカーのパソコンにウィルスを忍び込ませ、遠心分離機の設計図面の情報を取得、その後、遠心分離機が正常に作動しなくなるウィルスを作成して、再びウィルスを忍び込ませ、実質破壊させたと大喜びしている。もはやサイバー戦争の時代である。
 
企業も全く同じ、日本大手企業の弱体化は、開発した人材が韓国や中国への流出や産業スパイ、ウィルスによる機密情報漏洩により、弱体化している一面は否定できない。
それも開発段階の資料漏洩では、特許違反にも抵触しない。また、日本の大手企業は、特別な機密技術は、特許申請することさえ情報漏えいにあたるとして、特許を取らないケースも多くある。そうした情報がパソコンから知らない間に漏洩しているのである。

 なお、産業スパイにあった当該企業の名前がまったく出てこないのは何故であろうか。報道では、川崎市中原区の大手工作機械メーカーとか大手プレス機械メーカーでしか報道していない。
 産業スパイには間違いないだろうが、お金を当該人物の口座に中国企業が振り込むとは、おかしな話。国賊の馬鹿が当該の中国企業に図面を購入するよう働きかけた結果と思われる。金額も大きく、こんなに大金が貰えるなら、同様な事件が実際は多発しているものと思われる。氷山の一角。

[ 2012年6月21日 ]
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