アイコン 国内ミネラルウォーター市場/矢野研 ボトル縮小・宅配水増

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のミネラルウォーター市場及び宅配水市場の調査を実施した。

1、調査期間:2012年3月~5月
2、調査対象:飲料メーカー、宅配水製造企業等
3、調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびにアンケート調査併用

<ミネラルウォーター市場、宅配水市場とは>
 本調査におけるミネラルウォーターとは主に地下水などを源泉とし、ペットボトルやビンなどの容器で市販用・業務用向けに販売されているものを指す。
また、宅配水とはサーバーとセットで供給されるミネラルウォーターで、宅配されるものを指す。
なおサーバーを利用しないタイプやペットボトルの宅配などは含まない。

<調査結果サマリー>
2011年度のミネラルウォーター市場は前年度比114.5%の2,450億円の見込む。
2010年度のミネラルウォーター市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比98.2%の2,140億円と縮小したものの、2011年度は同114.5%の2,450億円を見込む。備蓄用や生活水としての需要が高まり市場は大きく拡大した。

<宅配水>
2011年度の宅配水市場は前年度比131.7%の830億円と拡大の見込む
2011年度の宅配水市場規模(エンドユーザー販売金額ベース)は前年度比131.7%の830億円を見込む。
従来は法人需要中心だったが、マスメディアを使った宣伝広告や東日本大震災後の需要増加、特に福島原発水素爆発による首都圏への放射能飛散及び都水道局水道の放射能汚染が一時的に発覚、宅配水の需要が急拡大、全国的にも認知度が高まり、一般家庭の需要が拡大してきている。
参照:矢野研発表資料
 

[ 2012年6月21日 ]
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