オリンパス ソニー500億円出資で資本業務提携 パナソニック撤退
巨額損失隠し事件で財務体質が悪化しているオリンパスが、ソニーと資本・業務提携する方向で調整に入ったことが22日分かった。
ソニーは約500億円を出資し、オリンパスの発行済み株式の10%強を持つ筆頭株主になる見通し。
当初最有力候補と伝えられたパナソニックは、十分な投資効果が見込めないとして最終的に出資を見送ることにした。
ソニーとオリンパスは、7月中の合意を目指し、詰めの交渉を進める。出資が実現すれば、オリンパスは財務基盤を改善させ、海外を中心とした人員削減や工場の統廃合などを柱とする中期経営計画を推進。医療機器やデジタルカメラの事業展開ではソニーと連携する。
[ 2012年6月22日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント