アイコン (株)大畠製作所(柳井市)/民事再生申請

半導体製造装置製造の(株)大畠製作所(山口県柳井市柳井1611-1、代表:萬谷英俊)は6月28日、申請処理を根石英行弁護士(電話 082-223-4478)ほかに一任して、山口地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。監督員には、白木健太朗弁護士(電話 0827-31-8989)が選任されている。

負債額は約11億円。

サブプライムローン問題発生から電子製品の需要が減退、世界の半導体メーカーは過激な価格競争に陥り、新たな設備投資をするどころではなくなり、そうした影響を半導体製造装置メーカーは受けている。

民事再生は、世界的な半導体市場の状況は今後も殆ど変わらず、同社は販路が確立しない限り厳しいと思われる。まずは、これまでの設備投資に伴う借入金をこの際大幅にカットしてもらうことである。今後リストラし、縮小均衡型経営となっても、販売先がキープできれば、仕入先は付いてくる。
 

[ 2012年6月30日 ]
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