アイコン 三菱航空機MRJ/100機受注の基本合意 スカイウェスト社と 累計230機に

MRJ三菱航空機(株)(本社:愛知県名古屋市、三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所大江工場内)は11日、「三菱航空機とスカイウェスト社、MRJ100機購入を基本合意」を発表した。納入は2017年に開始、2020年末までに完了する計画。

MRJはこれまでに、ANAから25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、ANIGroupHoldings から5機(確定5機)を受注しており、今回のスカイウェスト社と基本合意した受注が確定すると、MRJの合計受注機数は230機(確定170機、オプション60機)となる。

三菱航空機(株)は、三菱リージョナルジェット(MRJ)の設計、型式証明取得、資材調達、販売、カスタマー・サポートなどを担当する事業会社として2008年4月1日に事業を開始した。MRJは70~90席クラスの次世代民間旅客機で、世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減を実現している。

圧倒的な運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献する。また、1列4席の配置、大型のオーバーヘッド・ビンの装備などの採用により、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供する。
三菱航空機の資本金は1,000億円で、三菱重工(64%)、トヨタ自動車(10%)、三菱商事(10%)、住友商事(5%)、三井物産(5%)他数社が出資している。

 

[ 2012年7月12日 ]
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